2026年7月8日、テルモヒューマンクリエイト株式会社にて「2025年度表彰式」が開催されました。
今年表彰されたのは、品質向上、安全活動、業務効率化、組織づくりなど、それぞれの現場で課題に向き合い続けたチームの皆さんです。
受賞の裏側には、決して順風満帆ではなかった日々があります。
「なぜその活動を始めたのか」「どのような困難を乗り越えたのか」。
表彰式で共有された挑戦のストーリーをご紹介します。
挑戦が組織を成長させる
代表取締役の本庄さんは開式の挨拶で、変化の激しい時代だからこそ、一人ひとりが「もっと良くしたい」という想いを持ち、自ら考え行動することの大切さを語りました。
また、受賞案件の背景にある挑戦や工夫は、THC※1の未来をつくる大切な財産であり、その経験を共有することで新たな挑戦の輪が広がっていくことへの期待も述べられました。
実際に今回表彰された取り組みの多くは、現場で感じた課題を出発点に、部門や立場を超えて知恵を出し合いながら形にしていったものです。受賞案件の数々からは、主体的な行動が組織の成長につながることをあらためて感じました。
受賞の裏側にあった挑戦と仲間の力
今回最も栄えある賞を受賞したのは甲府ラボ(KP)。
FDA査察対応を完遂した取り組みは表彰式でも紹介されましたが、その価値は一言では語り尽くせません。そこで受賞の裏側についてお話を伺いました。
──今回の受賞テーマであるFDA査察対応では、どのようなことに取り組まれたのでしょうか。
「品質保証体制のさらなる強化に向けて、組織横断での対応が求められました。対応できるメンバーを増やすための教育訓練や、チーム間の連携強化など、これまで以上に柔軟な協力体制づくりを進めました。」(受賞者Aさん)
査察対応は、一つの部署だけで完結できるものではありません。多くのメンバーが関わる中で、互いに協力しながら体制を整えていったことが今回の成果につながりました。
──対応を進める中で、特に大切だと感じたことはありますか。
「今回の経験を通じて、一人で抱え込まず相談することの大切さを改めて実感しました。また、本当に必要な業務を見極めることや、互いに支え合うことの重要性も学びました。」(受賞者Bさん)
さらに、メンバーが安心して力を発揮できるよう、負荷状況を確認しながら業務の見直しやフォロー体制の整備にも取り組んだそうです。
「今回の成果はグループ全体で勝ち取ったものです」と受賞者は振り返ります。
困難な課題への対応を通じて得られたのは、成果だけではありません。支え合いながら課題を乗り越えた経験そのものが、甲府ラボの新たな強みとなり、これからの挑戦を支える大きな財産になっています。
主体的な挑戦が生み出す新たな価値
今年の受賞案件からは、AI活用や業務改革など、新たな挑戦が各所で進んでいることがうかがえました。一方で共通していたのは、「もっと良くしたい」という現場の主体的な想いです。
今回の取り組みで印象的だったのは、課題を見つけた人が自ら動き出し、周囲を巻き込みながら改善につなげていたことです。立場や部門を超えて協力し合う姿勢からは、一人ひとりの挑戦を後押しするTHCらしい文化が感じられました。
閉式の挨拶では、取締役副社長の大島さんより、「受賞した取り組みを称えるだけでなく、その背景にある工夫や学びを共有し、次の挑戦に繋げてほしい」とのメッセージが贈られました。
また、日々の業務の中で課題に向き合い続ける一人ひとりの行動が、会社の成長につながっていることへの期待も語られました。
今回表彰された活動は、決して特別な人だけが成し遂げたものではありません。現場で生まれた課題に向き合い、仲間と支え合いながら積み重ねてきた努力の結晶です。その一つひとつの挑戦が、THCの未来をつくる力になっていることを改めて感じる表彰式となりました。
【 編集後記 】
私たちが働く現場には、まだ多くの可能性が眠っています。今回の表彰式で紹介された挑戦も、すべては誰かの「やってみよう」から始まりました。その一歩が仲間を動かし、組織を動かし、やがてTHCの未来をつくっていきます。受賞者たちの想いが、次の挑戦へつながっていくことを願っています。
次回の更新も、どうぞお楽しみに。
(※1)THC=テルモヒューマンクリエイト株式会社