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”好奇心” と ”情熱” があればいい。誰もが作れる未来がここにある

  2020年 10月 23日   |   インタビュー:愛鷹ラボ(静岡県富士宮市)の理化学グループでグループリーダーを務める望月茜さん
テルモヒューマンクリエイト望月茜

テルモヒューマンクリエイトのオウンドメディア運営事務局です。今回は愛鷹ラボ(静岡県富士宮市)の理化学グループでグループリーダーを務める望月茜さんをインタビューしました。
前職では事務職として組合のお茶の出荷に携わっていた望月さん。規制が厳しくなるにつれて検査業務を担当するようになり、「 検査 」や「 試験 」の大切さを知り、この道に入ったということです。今では後進の育成にも力を入れている望月さんにお話をうかがってきました。

仕事の社会的意義とか、その先の患者さんの笑顔などを思い浮かべることで自然とテクニカルスキルの方も身に付いてくると思います。



―― 前職はお茶の葉を検査する仕事に就いていたそうですね


当初は事務員として、農家や生産者の方々が収穫したお茶の葉を、製品として出荷するまでを担う組合で働いていました。時が経つにつれ、世間の風潮としてきちんとした検査が必要になり、小規模な組織だったもので私が検査も担当することになりました。成り行きですね。



―― それが今では医療器具や材料の試験を担当するグループリーダーにまでなった。何があったんですか


そうですね。自分でも不思議です。学生時代は文系でしたし、最初は「 お茶の葉を粉砕して、ここに入れてやって 」みたいな手探り状態でしたし。でも関わっているうちに楽しくなって。この道を追求したいと思うようになりました。



―― 何が楽しくなったのですか


事務員として就職したのは人と話すのが好きで、組合では農家や生産者の方々ですね。そういうのが好きだったのです。検査の仕事はもしかすると厳しいイメージ、「 これは駄目、これは良い 」みたいな冷たい判断を下す仕事かと思われがちですが、実際にやってみると、そうではないことがわかりました。
「 ここが駄目だから、どう改善しよう 」とか、「 ここを改善したらもっと良い物ができるよね 」とか、そんな前向きな会話が生まれるのです。そして次の年には問題を解決した良い物ができる。未来を作れる仕事なんだと。



―― それで「 検査 」や「 試験 」という分野に興味が湧いたということですか


はい。次第に「 検査 」や「 試験 」への興味が湧き、やりがいを感じるようになっていました。そんな時にテルモで働いている知人から工場の話を聞く機会があり、「 医療器具という人の命を預かる製品の検査や試験ってどうなのだろう 」と考えるようになり、その重要な世界を見てみたいと思うようになっていました。



―― それでテルモの工場で働くようになったのですね


2008年から派遣社員として愛鷹工場に入りまして、途中で出産のために退職したものの、その後同じ職場に復帰もでき、さらに愛鷹ラボが立ち上がるなど運良く同じ環境で仕事することができています。結果としてこの10数年、同じ職場で働いています。



テルモヒューマンクリエイト望月茜


―― 10年以上になると教える立場になりますよね


自分の試験スキルだけでなく、相手にどういう風に言ったら伝わるかなとか、自分が聞く立場だったらこういう風に言って欲しいかなとか、すごく考えるようになりました。
THCの研修って、単に製品を正確に間違いなく作れるかだけではなく、コミュニケーションスキルや、マネジメントスキルまで教えてくれるんです。それを活かせるように日々頑張っている感じですかね。



―― 今、ご自身が力を入れていることを教えてください


THCの研修のお陰で、チームリーダーからグループリーダーと進ませていただいたので、恩返しという訳ではないのですが、後進の教育には力を入れています。テルモグループのビジョンとして「 お客様に安全と安心を届けます 」という想いがありますが、目の前の作業に集中するあまり、ついついお客様を思い描くことが難しくなると思っています。



テルモヒューマンクリエイト望月茜


―― そんな時に気を付けていることはありますか


自分たちの業務がどのように社会に影響を与えているか、説明を入れながら、だからこそ、私達のビジョンはこれなんだよ、という話をするようにしています。
特に今は新型コロナウィルスの影響で医療体制が逼迫(ひっぱく)している状況です。体外式膜型人工肺を始め、医療現場で不可欠な器具や材料を生産している私達も一層気を引き締めて取り掛かる必要がありますので、現場意識を持ってもらいたいなと。

自分のキャリアを振り返ると、仕事の社会的意義とか、その先の患者さんの笑顔などを思い浮かべることができて、自然とテクニカルスキルの方も身に付いてきたと思えます。なので、テクニックよりも、まずは意識だけでも変えられる部分があればいいな、という想いで指導に当たっています。



―― 想いがあればテクニックは自然についてくると


はい。若い方は好奇心と情熱があれば、あっという間に成長します。



【 編集後記 】
「 好奇心と情熱があれば 」と笑顔で語る望月さんでしたが、私は難しいよな、と正直に思いました。どうやって後進・部下をモチベートするのだろうと。でも、何度も取材テープを聞きながら、原稿をまとめながら気付きました。「 あーそうかー 」と。未来って訪れるものではなく作れるものなのですね。望月さんは、それを伝えたかったのですね。

関連するタグ
試験のお仕事 キャリアアップ 研修・教育制度 社員インタビュー
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    望月 茜 - Mochizuki Akane

    テルモヒューマンクリエイト株式会社 愛鷹ラボ 理化学グループ グループリーダー
    品質の最終確認とチームマネジメントを担当。リーダー気質があり、年齢問わず社員からは厚い信頼を得ている。

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